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物流連、第2回海外物流戦略ワーキングチーム会合開催

2018/07/12

(一社)日本物流団体連合会は、7月12日に物流事業の海外進出に関する課題について官民連携して検討する今年度第2回目の「海外物流戦略ワーキングチーム会合」を千代田区霞が関の尚友会館ビルで開催した。

会合には、国土交通省の伊藤国際物流課長をはじめ、幹部や会員企業から25人が参加。冒頭、原田物流連国際業務委員長(日本郵船(株)常務経営委員)より開会の挨拶があった後、議事に入った。

最初の議事として、国土交通省総合政策局の伊藤国際物流課長より、最近の国土交通省の国際物流政策の取り組みとして、今月3日に開催した「ASEANスマートコールドチェーン構想」にかかる検討会の報告がされるとともに、今年9月に開催が予定されている第14回日ASEAN物流専門家会合についての説明が行われた。

続いて、日本貿易振興機構(JETRO)・西澤マネージャーより、「インドの最新投資環境と日系企業動向」と題し、最近の政治経済概況やインドビジネスのヒントについて説明が行われた。インドはインフラが整備されておらず、税制・税務手続きが煩雑ながらも、旺盛な起業家精神、豊富なIT人材を背景に、世界有数のスタートアップ企業が続々と産声を上げているとの説明がなされた。

最後に事務局より、今年度の海外物流事情実態調査項目に関するアンケートの結果報告が行われた。

次回会合は8月下旬の開催を予定している。

●国土交通省の伊藤課長

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