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ヤマト/JAL、パリに日本の農水産品ショップ開設
ヤマトホールディングス(株)と日本航空(株)は7月20日、フランス・パリで日本の農水産品の販売およびテストマーケティングを行うアンテナショップ「Le gout du Japon」を、Workshop ISSE 内に今年9月上旬より開設すると発表した。
これは、両社が日本の新鮮な農水産品の輸出入手続きから各種輸配送、現地販売までをトータルで提供するプロジェクトの第1弾の取り組みとなる。
●サービス概要
ヤマトグループとJALが各々持つ機能を連携させ、商品の調達から日本・フランス間の輸出入及び配送、 販売場所の提供、実店舗での販売までをトータルで提供することで、日本の生産者が容易にフランス・パリに輸出し販路を拡大できる。
フランス国内での配送は、欧州第2位の国際エクスプレス事業を行うDPDグループに属し、フランス最大手のクロノポスト社と連携して行われる。
(1)主な役割
ヤマトグループ
・日本国内からフランスまでの各種輸送に関わる手続き業務
・商品提案(取引先の生産者・事業者や、各都道府県・国などの行政と連携)
JAL
・日本フランス間の航空輸送
・機内誌での宣伝や機内食活用などによる販促
・インバウンド喚起
※現地販売はフランス国内で日本食材を扱う店舗、レストラン、卸を運営するWorkshop ISSEが実施する。
(2)サービス利用によるメリット
日本の生産者
・国内販売取引のみでフランスでの販売が可能になる。
・商品についてフランスでのテストマーケティング(嗜好調査)が可能になる。
フランスの消費者
・日本からの産地直送の「旬」な食品を、自国の販売店で新鮮な状態で入手できる。
●「Le gout du Japon」ロゴデザイン(上)、Workshop ISSE内のアンテナショップ外観 (下)
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