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住友商事、米国でトラックのデジタルマッチングに出資
住友商事(株)は8月10日、米州住友商事会社を通じて、米国事業用トラック輸送向けデジタルマッチング型物流ブローカーにおける有力企業Transfix,Inc.(トランスフィックス社)へ数億円規模の出資を行うと発表した。
米国のトラック輸送市場は約7,250億米ドルという規模を誇る一方で、外部委託する事業用トラック市場(市場規模:約4,200億米ドル)においては、大半がトラック保有台数10台以下の中小企業で、IT化への対応が遅れており、ドライバー不足やドライバー労務管理におけるデジタル化への対応等の課題を抱えている。
同事業モデルは、デジタルマッチング普及の流れを背景に、事業用トラック市場を一変させる可能性を秘めており、電話やeメールなど煩雑になりがちな輸送手配や管理業務に、最先端のIT技術を用いて荷主とトラック業者の需給をマッチングさせるだけでなく、業務効率の向上を付加価値として提供するもの。
現在は黎明期ながら2025年には約120億米ドルの市場に成長が予想されている。
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