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日通、業界最速のインド・デリー向け航空混載サービス
日本通運(株)は6月16日、航空貨物輸送では業界最速の日本発インド・デリー向け航空混載サービス「IndianMidnightExpress」を6月15日から発売開始したと発表した。
デリーでは、周辺地域のハリヤナ州およびラジャスタン州に所在する工業団地を中心に、日系企業をはじめ世界の自動車関連企業の進出が進み、日本からの部材、試作品や工場設備の緊急輸送需要が増加中。
従来海外への緊急輸送では、自社社員または委託先のスタッフが荷物と同じ航空機に乗り、手荷物または預け入れ貨物として到着空港での通関を行う「ハンドキャリー」と呼ばれる方法が一般的だが、就労ビザを有した人員が必要で、費用が高額になるほか、コンプライアンスの面でも問題となるケースがあった。
●新サービスの特長
1.業界最速リードタイムの保証:羽田空港発深夜フライト活用により、出荷日の翌日早朝にインド・デリー空港到着を保証。
2.日本全国どこからでも利用可能:羽田空港内の自社保税上屋に20:00までの搬入貨物は、当日フライトに搭載、翌日早朝にインド・デリー空港に到着。国内航空ネットワークが充実している羽田空港の利用により、首都圏近郊だけではなく、全国各地から利用可能。
3.ハンドキャリーと比べ安価な運賃設定:空港間運賃で、ハンドキャリーの1/5~1/10程度(同社試算)。
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