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日通ロジスティクスミャンマー、ティラワ経済特別区に倉庫を新設.

2017/05/22

日本通運(株)の現地法人、日通ロジスティクスミャンマー(株)は5月22日、ティラワ経済特別区(SEZ)に建設中であった多機能ロジスティクス倉庫「ティラワ・ロジスティクス・センター」を竣工し、6月1日から営業開始すると発表した。

同センターが所在するティラワSEZは、ヤンゴン市街地から南東へ約20km、日本とミャンマーの官民が共同開発をした工業団地で、日本をはじめタイやシンガポールなど16か国、約80社(2017年3月末時点)が進出を決定している(進出企業の主な業種は、建材・食品飲料・アパレル・自動車関連)。

同センターの特徴は、同国内で唯一ティラワSEZだけに認められている保税機能を活かした、保税保管サービスの提供。温度管理や防カビ対策が求められるアパレル製品、化学品保管を対象とした定温除湿庫を設置する。

同国では外国企業が製品を輸入しての国内販売が禁止されているが、同SEZに進出する企業は、輸入した製品に再包装、ラべリングなどの措置で国内販売する特例が認められており、同倉庫では流通加工業務も可能。

●施設概要
名称:日通ロジスティクスミャンマー(株)ティラワ・ロジスティクス・センター
(NittsuLogisticsMyanmarCo.,Ltd.ThilawaLogisticsCenter)
住所:LotNoA-9,ThilawaSEZZoneA,YangonRegion,Myanmar
電話番号:+95-1-2309147/2309148/2309149
敷地面積:50万575平方メートル
延床面積:5,827平方メートル
倉庫面積:4,010平方メートル
事務所:507平方メートル(1階:267平方メートル、2階:240平方メートル)
構造:鉄骨造平屋建て
主要設備:高床ホーム、ドックレベラー8基
定温除湿庫(1,000平方メートル)

●新倉庫外観

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