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日通、インドネシアで保税物流センターライセンス取得

2017/04/11

日本通運(株)の現地法人、日通インドネシア物流(株)は4月11日、インドネシア税関総局から「食品関連」としては日系物流企業で初めてとなる保税物流センター(PLB)のライセンスを、ジャカルタ近郊に位置する工業団地内倉庫で3月17日に取得したことを発表した

PLBは、インドネシア政府により2015年11月に制度化された新しい制度PUSATLOGISTIKBERIKATの略称で、保税物流センターのこと。同国成政府はASEANにおける物流ハブを目指す新たな取り組みとしてPLBを制定、運用している。

PLBライセンスのメリットを従来の保税倉庫と比較すると、保税倉庫は輸入貨物のみ蔵置が可能だがPLBは輸出・輸入貨物ともに蔵置が可能なこと、輸入品を倉庫への搬入から搬出時まで、輸入に関する諸税が免除(関税評価は搬出時)されること、インドネシア非居住者の利用が可能なこと、蔵置期間が最長3年間可能(保税倉庫では1年間)なこと、倉庫内で梱包・仕分けなど簡易作業ができることなどがあげられる。

●倉庫外観

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