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センコー、中国で介護関連事業ビジネスを展開
センコー(株)は3月2日、中民未来控股集団有限公司(上海市)の子会社・中民居家養老産業有限公司(天津市)が中国国内で展開する介護事業を全面サポートする業務提携を締結した。
中民養老は、中国国内で介護事業を本格展開するために設立した、介護施設の運営や介護用品販売を行う企業。中国では慢性的な介護施設、介護士不足などで設備の整った施設への入居は極めて困難で、供給が追いついていない。
そうした中、中民養老は今後の中国介護サービスの発展・拡大を目指し、高品質な日本の介護設備・用品の輸入と、日中間の物流体制をサポートできる日系パートナー企業を探していた。
センコーは約1年をかけて中民未来と議論を重ね、(1)センコーグループの商事部門で高品質な介護関連の商品調達が可能なこと、(2)介護事業を行っている子会社があること、(3)日中間の物流体制が整っていること…などから戦略的パートナーとして提携したもの。
今回の提携を機に、商事部門などが取り扱う介護設備・用品の貿易販売、同社グループの(株)けいはんなヘルパーステーションによる介護ノウハウの提供や研修・指導、日中一貫物流の提供など「中民養老」の介護事業ならびに中国での介護サービスの発展・拡大に向け取り組んでいく。
●左から田中専務(センコー)、王夢氷総経理(中民養老)、福田社長(センコー)、右から2番目 王 暉董事長(中民未来)
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