2017/03/01

第11回日ASEAN物流専門家会合が、マレーシア・クアラルンプールにおいて2月23日に開催された。

同会合には日本側からは町田国土交通省総合政策局国際物流課長らが、ASEAN側からはカンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア(共同議長国)、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、ベトナム、の政府関係者、ASEAN事務局、ドイツ国際協力公社(GIZ)が参加。ASEAN各国におけるグリーン物流に係わる現状が報告されると共に、日本において開催されているグリーン物流パートナーシップ会議を参考とした、今後のASEANにおけるグリーン物流の推進に向けた具体的な取組方法について議論し合意に至った。

さらに、生活水準の向上や消費の高度化が進んでいるASEANにおいて高品質なコールドチェーン物流の構築が求められている状況へ対応するため、新たに「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」を立ち上げることを提案し、今後ASEANの会議において議論していくことについて合意した。