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NEC、香港郵政の郵便自動化システムを更新

2017/02/13

日本電気(株)(NEC)は2月13日、香港の公営郵便事業者である香港郵政(本社:中華人民共和国香港特別行政区)に、漢字(繁体字)で書かれた宛先住所を読み取り仕分けする機能を、稼働中の郵便自動化システムに導入したと発表した。

近年、香港は、漢字住所が書かれた郵便物が増加し、手書き・印字された英文住所の自動仕分処理に加え、漢字住所の自動仕分処理のニーズが高まっていた。この度、漢字住所の読取仕分機能を導入するシステムは2008年から複数回にわたってNECが納入した、九龍(カオルーンベイ)のメール処理センターで稼働中の15台。同機能の導入でシステム全体で1時間当たり最大56万4,000通の漢字住所が書かれた郵便物の自動仕分処理が可能となり、香港郵政の業務効率化に貢献する。

NECは、1961年より郵便自動化システム事業を展開、世界50か国以上の郵便事業者にシステムを納入してきており、香港郵政とは1980年代後半に郵便自動化システムを導入して以降、30年以上に渡り業務の効率化に貢献してきた。今回の導入は、これまでの実績や技術力が高く評価されたもの。

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