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サトー、フィリピンに販売子会社を2社設立
サトーホールディングス(株)は1月5日、フィリピンに販売子会社のSATO Philippines AIDC Solutions Inc.およびSATO Philippines Auto-ID SP Inc.を設立したと発表した。SATO Philippines AIDC Solutions Inc.(1月3日営業開始)は、フィリピン経済特区庁(PEZA※)に設置され税制等の優遇措置を受けるPEZA企業として、各PEZA企業と商取引を行う一方、SATO Philippines Auto-ID SP Inc.(2月営業開始予定)はPEZAに非登録の企業であり、PEZA非登録企業との商取引を行う。
サトーホールディングスはフィリピンに駐在員事務所を有し、これまで現地パートナー企業による間接販売を支援してきた。今回の子会社設立により、現地に進出している日系企業や現地企業との直接取引を開始する。製造、小売、物流、ヘルスケアといった業種を対象に、産業用バーコード/RFIDプリンタに加え、リーダーやソフトウェア、サプライ(バーコード印字用ラベル等)を組み合わせ、顧客の現場に最適な自動認識ソリューションを提供する。
例として、製造・小売など業界をまたぐ物流現場の在庫管理やトレーサビリティ管理の効率化の需要を見込み、同社グループのアジア各国拠点で先行する事業経験やネットワークを活用し、関連市場を開拓する。
同社グループはアジアにおいて、著しい成長が見込まれる新興国を中心にグローバル展開を進めており、これまでも積極的なM&Aや各国への営業拠点新設により、グローバル事業の拡大を進めてきた。また近年、製造業で中国から東南アジア諸国へ一部の生産拠点のシフトが見られており、同社グループでは昨年6月、インドネシアで販売力の強化や工場の新設を含む組織再編を行っている。今回フィリピンに新設した販売拠点も、インドネシアやベトナムほか新興国拠点と並び、グループのアジア成長戦略において重要な役割を担う。
当社グループは今後も経済成長の見込まれるフィリピンで、地域のお客さまに密着し、顧客価値の高い自動認識ソリューションの提供に注力してまいります。
(※)PEZA(Philippine Economic Zone Authority)=フィリピン貿易産業省が定める投資促進機関で、フィリピン各地に位置する経済特区内に入居する企業に対し各種優遇措置が付与される。
●SATO Philippines AIDC Solutions Inc. (PEZA登録企業)概要
商号:SATO Philippines AIDC Solutions Inc.
代表者:森行 克年(もりゆき かつとし)
所在地:Bldg.8 Panorama Compound 6 LT3 BLK5 LTI Annex Binan, Laguna, Philippines
電話番号:+63 49 544 9459
営業開始日:2017年1月3日
資本金:200,000 USドル
事業内容:バーコードプリンタ、スキャナ、サプライ商品、ハンドラベラー及び自動認識システム関連機器とソフトウェアの販売
●SATO Philippines Auto-ID SP Inc. (PEZA非登録企業)概要
商号:SATO Philippines Auto-ID SP Inc.
代表者:森行 克年(もりゆき かつとし)
所在地:#2A Kabihasnan St. Barangay San Dionisio, Paranaque City, Philippines
電話番号:+63 49 544 9459
営業開始日:2017年2月予定
資本金:200,000 USドル
事業内容:バーコードプリンタ、スキャナ、サプライ商品、ハンドラベラー及び自動認識システム関連機器とソフトウェアの販売
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