2013/04/09

物流のSBSグループは、香港に現地法人2社を設立し、4月1日より業務を開始したことを発表した。香港および中国・華南地区の日系企業を中心にフォワーディングや倉庫、通関などの事業を展開していくとしている。

今般、香港に設立したのは、中国市場における事業統括会社 SBS Logistics Holdings Hong Kong Ltd.と、その子会社として香港での物流事業を担う SBS Logistics Hong Kong Ltd.の2社。いずれも同社が100％出資する海外子会社となる。

これまで同社グループの中国事業は、グループ会社のティーエルロジコム(株)が上海に現地法人「天愛陸物流（上海）有限公司」を設けて主に日中間の国際輸送を行っているが、香港では現地企業に委託して物流サービスを提供していた。

事業会社の SBS Logistics Hong Kong Ltd.は、現地スタッフ9名でスタートし、既存顧客である日系メーカー向けにフォワーディングや倉庫、通関書類作成などの業務を行う。また、香港や隣接する中国・華南地区の日系企業を中心に顧客開拓を進めていく。

なお、将来的には、統括会社の SBS Logistics Holdings Hong Kong Ltd.の下で中国本土への拠点展開を進めていく計画という。

＜現地会社の概要＞

社名：SBS Logistics Holdings Hong Kong Ltd.

（略称：SLHHK）

役割：中国市場での事業統括会社

設立：2013年3月14日

資本金：HK$4,110,000（約4,900万円）

取締役：杉野泰治氏

住所：Unit B, 4/F, Wing Hang Finance Centre,60 Gloucester Road, Wan Chai, Hong Kong

株主：SBS Logistics RHQ 100％

社名：SBS Logistics Hong Kong Ltd. 

（略称：SLHK）

役割：香港での物流事業会社

設立：2013年3月14日

資本金：HK$3,860,000（約4,600万円）

取締役：杉野泰治氏

住所：Unit B, 4/F, Wing Hang Finance Centre,60 Gloucester Road, Wan Chai, Hong Kong

株主：SLHHK 100％