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郵船ロジスティクス、Yusen Logistics (UK) Ltd.とアストラゼネカの欧州域内輸送の契約更新

2013/03/15

Yusen Logistics (UK) Ltd.(以下、YL-UK)は、2013年1月14日に英国の医療用医薬品メーカーAstraZeneca PLC(以下、アストラゼネカ)との、欧州域内配送の輸送契約を更新した。

YL-UKは、医薬品売上高世界7位(SCRIP Intelligence社2011年度調べ)の大手医薬品メーカーであるアストラゼネカの欧州域内配送や輸出入手配を2007年より取り扱っていたが、独自の輸配送網を駆使した定温混載輸送サービスPharma Superhighwayや、MHRA(Medicines and Healthcare Products Regulatory Agency。英国医薬品庁)やGDP(Good Distribution Practice。医薬品の物流に関する基準)認証を受けた医薬品倉庫を駆使した医薬品物流が高く評価され、今般の輸送契約更新に至った。

Pharma Superhighwayでは、欧州域内で集荷した貨物や海外から輸入された貨物を、英国やベルギーにある医薬品専門倉庫に集約、保管、物流加工、クロスドック(複数のベンダーから荷物を集荷し、物流センター一箇所に集め、各方面別に貨物を仕分けし、配送を行う方法)、混載配送することで顧客の物流を最適化している。全トラックに温度調節機能とGPSが完備され、英国のコントロールタワーで欧州全土の運行状況や効率的な配車を管理することにより、厳格な温度管理や品質維持はもちろん、輸送コスト削減、多頻度・少量配送を実現してきた。

YL-UKは、顧客がこれまで独自に輸出入、トラック、倉庫手配をしていた個々の物流を、一括して請負うロジスティクス・ソリューションを提供することで、品質面や安全性、コストメリットなど高い評価を受けている。現在ではアストラゼネカを始め多くの医薬品メーカーがPharma Superhighwayを利用しており、今後も高品質で多彩な医薬品物流を更に拡充していくという。

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