2013/03/13

(株)ヤクルト本社では、ブラジルヤクルト商工(株)において、新たに建設したロレーナ工場第3工場棟での生産を3月14日から開始する。

なお、この度のロレーナ工場第3工場棟での生産開始により、ブラジルでの生産拠点は、ロレーナ工場、サンベルナルド工場の2工場からロレーナ工場に一元化されることになる。

ブラジルヤクルト商工(株)では、生産拠点としてロレーナ工場とサンベルナルド工場の2工場をサンパウロ州に所有しており、ロレーナ工場ではヤクルト類、ジュース類を、サンベルナルド工場ではソフール類およびその他関連製品を生産してきた。

ロレーナ工場においては、ブラジル主要都市へ商品を配送する物流拠点としての機能も有している。ブラジルヤクルトでは、さらなる競争力向上のために、間接費用の圧縮や物流の効率化が必要であり、また、ロレーナ工場の広大な敷地にも余裕があることから、両工場の統合を検討してきた。

そこで、2011年11月24日より、サンベルナルド工場の生産設備をロレーナ工場敷地への移管する工事を開始し、2013年1月12日にロレーナ工場第3工場棟が新たに完成した。

今後、ブラジル全土への商品供給は、ロレーナ工場が担うことになる。

＜工場の概要＞

工場の名称：ブラジルヤクルト ロレーナ工場

所在地：RODOVIA PRES. DUTRA, Km 52. BAIRRO DO MONDESIR - LORENA - SAO PAULO

敷地面積：約42万2,075平方メートル

建築面積：約2万6,754平方メートル（うち、第3工場棟：約7,744平方メートル）

延床面積：約3万537平方メートル（うち、第3工場棟：約8,976平方メートル）

従業員：320名

第3工場棟着工：2011年11月24日

第3工場棟生産開始：2013年3月14日

生産品目、生産能力：ヤクルト類340万本/日、ソフール類8万本/日、その他商品37万本/日

供給地域：ブラジル全土