三井倉庫㈱は10月29日、同社韓国現地法人のMitsui-Soko (Korea) Co.,Ltdが、韓国 釜山新港の自由貿易地域(※1)内にて建設を進めていた「釜山新港第二倉庫」が完成し、2026年10月より稼働を開始したと発表した。

釜山新港は、世界有数のコンテナ取扱量を誇る国際的なハブ港として発展を続けている。同社は2014年に、他の日系企業に先駆けて自由貿易地域内に「第一倉庫」を開設して以来、非居住者名義保管や各種流通加工、三国間輸送をはじめとする多角的な物流ソリューションを提供している。
近年、食品原料や化学品をはじめ、医療機器・医薬品等のヘルスケア領域においても、高品質な保管や流通加工へのニーズが高まっている。そうした顧客の多様なニーズに迅速に対応するため、同社は2024年11月に同施設の建設を決定(※2)。今回の「釜山新港第二倉庫」の稼働開始により、現地での拠点機能を充実させ、アジアパシフィック地域におけるサプライチェーンの最適化を推進し、物流事業のさらなる強化に取り組んでいくとしている。
●倉庫の特長
・高度な品質管理を実現する最新設備
定温設備およびクリーンルームを備えており、医療機器や医薬品等、厳格な品質管理を要する高付加価値貨物の保管や流通加工に幅広く対応する。
・第一倉庫との連携によるワンストップ対応
既存の「第一倉庫」と一体で運用することで、危険物対応等も含めた多種多様な物流ニーズにワンストップで対応できる。
・自由貿易地域の立地優位性
自由貿易地域に立地することで、非居住者名義での貨物保管や高度な流通加工等、ハブ機能の提供を通じて顧客の物流の最適化・コスト削減に貢献する。
●拠点概要
名称:釜山新港第二倉庫
住所:釜山新港自由貿易地域熊東物流団地内
規模:5階建、約9,000坪(延床)
特徴:定温空調設備、クリーンルーム
竣工:2026年9月
稼働開始:2026年10月
※1:Free Trade Zone (略称:FTZ):貿易振興のため輸出入貨物に関税を課さない地域として国から指定されたエリア
※2:2024年11月14日付プレスリリース:三井倉庫、韓国 釜山新港にて新倉庫の建設を決定

