NIPPON EXPRESSホールディングス㈱(NXHD)は3月30日、グループ会社のNX南アジア・オセアニア㈱(NXSAO)が、インド・中東・アフリカにまたがる「環インド洋地域」におけるプレゼンスの強化と成長加速を目的に、「環インド洋戦略室」をインド・ムンバイに設立し、本格稼働を開始したと発表した。


NXグループは、長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向けて、「インド市場での存在感の確立」を重要課題の1つに位置付けている。とりわけ環インド洋地域は、国際的なサプライチェーン再編の進展や域内経済の拡大を背景に、物流需要の継続的な拡大が見込まれるほか、多様な産業で新たなビジネス機会が生まれている戦略的市場。一方、市場変化のスピードは速く、国・地域や産業ごとに商流・物流の特性も異なることから、機会を確実に捉えるためには、地域横断での市場分析と戦略立案を一体で担う体制が不可欠としている。そうした背景のもと、NXSAOは2025年10月に「環インド洋戦略室」を開設し、本格稼働に向けた準備を進めてきた。2026年2月には、広範なビジネスを展開するインド系企業の多様なニーズに的確に対応するため、専門マーケターを新たに配置し、本格稼働に至った。同戦略室が市場動向の分析、成長戦略の策定、新たなビジネス機会の創出を主導し、専門マーケターが顧客のインサイトを深掘りすることで、より付加価値の高いロジスティクスソリューションの提供を可能にする。それらの取り組みを通じて環インド洋地域におけるトレードレーンの強化と物流サービスの高度化を推進し、顧客のビジネス成長に貢献していくとしている。

