NIPPON EXPRESSホールディングス㈱(NXHD)は12月5日、NXグループのNXシンガポール㈱が、シンガポール西岸に位置するトゥアス地区に構える自社倉庫「トゥアス・グローバル・ロジスティクスセンター」を拡張し、11月21日に竣工式を実施したことを明らかにした。

倉庫外観

現在、シンガポールでは既存の港湾機能を一元化し、2040年までに世界有数のコンテナ取扱能力を持つ次世代港湾を整備する「トゥアス・メガポート計画」が進行中。今回拡張を行った「トゥアス・グローバル・ロジスティクスセンター」はトゥアス新港に近接し、高速道路とのアクセスもよい好立地にある。また、シンガポール・マレーシア間で新たに設立されたジョホール・シンガポール経済特別区(JS-SEZ)として開発が進むマレーシア南部のジョホール州との国境にも近く、まさに変革の最前線に位置している。NXシンガポールは今後の需要増に対応するため、倉庫面積を約9,200㎡拡張したとしている。

拡張部分は、需要の変動に対応できる柔軟なレイアウトを備え、医療・ヘルスケア、精密機器、消費財など多様な業界に対応可能な温度管理スペースを有している。さらに、グリーン物流への取り組みの一環として、既存棟に太陽光発電パネルを新たに導入し、環境負荷の低減を図っている。

竣工式には、石川浩司駐シンガポール日本国特命全権大使、シンガポール経済開発庁(Economic Development Board, EDB)のPng Cheong Boon長官をはじめとする来賓のほか、NIPPON EXPRESSホールディングスの齋藤充会長と南アジア・オセアニア地域総括の小林克人氏ら関係役員、NXグループのステークホルダー等、関係者約100名が出席した。

式典の様子。左から、NXシンガポール 社長 村上竜一氏、シンガポール経済開発庁 エグゼクティブ・バイス・プレジデント Chan Ih-Ming氏、NIPPON EXPRESSホールディングス 執行役員 南アジア・オセアニア地域総括 小林克人氏、駐シンガポール日本国特命全権大使 石川浩司氏、NIPPON EXPRESSホールディングス 代表取締役会長 齋藤充氏、シンガポール経済開発庁 会長 Png Cheong Boon氏、ジュロン・タウン・コーポレーション クラスターグループ アシスタント・チーフ・エグゼクティブ・オフィサー Christine Wong氏、SMCC Overseas Singapore Pte. Ltd. マネージング・ディレクター Richard Vergara氏、シンガポール日本人商工会議所 会頭 橋本和俊氏

●倉庫概要
所在地:No. 29, Tuas Avenue 13, Singapore 638995
倉庫面積:40,120.78㎡(※拡張部分9,231㎡)
主要設備・特徴:床荷重:1階:22 kN/㎡、2階・3階:12 kN/㎡
天井高:1階・2階:7.5m、3階:10m
荷役設備:ローディングベイ57バース
倉庫環境:常温および温度管理倉庫
セキュリティ:24時間365日 CCTV監視、モーションセンサ、電磁錠、警報システム監視
海運CFS機能:有