㈱ダイフクは9月11日、米国子会社のDaifuku Intralogistics America Corporationが米国インディアナ州ホバート市で建設を進めていた新工場棟が完成したと発表した。稼働は10月から開始する予定。生産能力は従来の2倍となり、流通業や製造業における旺盛な自動化需要にスピーディに対応することで、北米における事業規模をさらに拡大していくとしている。

既存工場棟に隣接する米国の新工場棟(左奥)

ダイフクグループで北米におけるイントラロジスティクス事業を担う同社は、物流センターや工場向けにコンベヤやソータ、自動倉庫等のマテリアルハンドリングシステムを提供している。2020年に同市に工場を新設し、生産能力を増強したが、人手不足や人件費上昇等を背景に自動化需要がさらに高まっており、一層の生産体制の強化が急務となっていた。そこで約50億円を投資し、既存工場棟に隣接した場所に今回新工場棟を整備した。今後、自動化システムの導入も進め、生産の効率化や納期の短縮を図っていくとしている。

●㈱ダイフク 常務執行役員 イントラロジスティクス事業部門長の鳥谷則仁氏のコメント
イントラロジスティクス事業部門では、グローバルにおける事業規模のさらなる拡大を目指しており、特に米国を最大の成長市場と位置付けています。米国内でも人手不足と人件費の上昇により自動化ニーズが一層高まることが見込まれる中、今後も、地産地消の方針のもとで競争力強化に努めてまいります。

●新工場棟概要
所在地:6300 Northwind Parkway, Hobart, IN 46342 U.S.
敷地面積:約17万8,000㎡
建築面積:約2万5,000㎡(既存工場棟:約3万㎡)
生産品目:コンベヤやソータ等のマテリアルハンドリングシステム
投資額:3,500万米ドル(約50億円) ※換算レート 1米ドル=148円
着工時期:2024年4月
稼働時期:2025年10月

●Daifuku Intralogistics America Corporationについて
1972年創立。2013年にダイフクグループ傘下となり、2024年に現在の社名に変更した。コンベヤやソータをはじめ、架台等の構造物、倉庫管理システム等の製品ラインナップを展開している。従業員数は約1,000人(2025年8月末現在)。