三井不動産㈱は10月30日、2024年に実施されたGRESBリアルエステイト評価において、「GRESBディベロップメント・ベンチマーク」では2年連続5スターを取得したと発表した。「GRESBスタンディング・インベストメント・ベンチマーク」では4スターを取得した。
三井不動産グループでは、GROUP DNA「&マーク」の理念「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける。」に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪と捉え、経済的価値の創出をさらに大きな社会的価値の創出につなげていきたいと考えている。
■評価結果について
GRESBディベロップメント・ベンチマーク(新規開発・大規模改修評価)・・・5スター
GRESBスタンディング・インベストメント・ベンチマーク(既存物件運用評価)・・・4スター
●GRESBについて
GRESBは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設された。 また、GRESBリアルエステイト評価は、個々の不動産を対象としたものではなく、不動産会社やREITごとのサステナビリティへの取り組みを総合的に評価することが特徴。
投資先の選定や投資先との対話にGRESBデータを活用する投資家メンバーは、現在約150機関に上り、日本でも、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をはじめ、複数の機関がGRESB評価結果を利用している。2024年に実施されたGRESBリアルエステイト評価には、世界で2,223の上場・非上場の不動産会社・ファンドが参加した。