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三井造船、トルコ向け港湾用クレーンを受注

2013/01/10

1月9日、三井造船(株)は、Yilport Container Terminal and Port Operators Inc.(Yilport)より、トルコ ゲムリックターミナルおよびゲブゼターミナル向けにコンテナクレーンを受注したことを発表した。

Yilport Container Terminal and Port Operators Inc.(Yilport)はトルコにおいて石炭、鉄鉱石、肥料等の輸出入、海運業等を手がけるYildirim Holding Inc.(Yildirim)の100%子会社。

今回、ゲムリックターミナル向けにコンテナクレーン4基、およびゲブゼターミナル向けにコンテナクレーン4基の合計8基を受注し、引き渡し予定は、ゲムリックターミナル向けにコンテナクレーン4基が2014年2月、ゲブゼターミナル向けにコンテナクレーン4基を2014年8月に予定している。

ゲムリックターミナルはイスタンブール南方、約70kmに位置し、現在建設中で、2014年1月完成予定となっている。また、ゲブゼターミナルはイスタンブール南東、約40kmに位置し拡張を計画中で2014年4月完成を予定。すでにこのターミナルにはコンテナクレーン4基、RTGクレーン18基を納入しており、そのクレーンのパフォーマンスの良さが評価され、今回の受注につながった。

トルコは経済成長が見込まれ、年々、物量が増加し、大型コンテナ船対応のコンテナクレーンが必要とされていた。ゲムリックターミナル、ゲブゼターミナルの両ターミナルに納入するコンテナクレーンは大型の23列のコンテナ船に対応。

「コンテナクレーン」とは、岸壁に設置し、コンテナをコンテナターミナルから船へ荷揚げ、船からコンテナターミナルへ荷下ろしするためのクレーン。
「RTGクレーン」とは、Rubber Tyred Gantry Craneの略。コンテナヤードでコンテナを運搬するために使用されるクレーン。

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