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商船三井、シンガポール法人が鉄鉱石の長期輸送契約を締結

2013/02/18

2月15日、商船三井グループのシンガポール法人である MOL Cape (Singapore) Pte. Ltd. (以下、MOL Cape社) が、資源大手Rio Tinto(以下 リオ・ティント社)との間で20万t級以上の大型鉱石船を対象とする期間20年の長期輸送契約を締結したと発表した。

本契約に基づき MOL Cape社は 複数隻の大型撤積船を投入、主に豪州産鉄鉱石の中国向け輸送に従事する予定。

MOL Cape社は従来からシンガポールに於いて独自の営業展開を進めていたが、世界最大級の鉱山会社であるリオ・ティント社との長期契約の締結は、同社の安定収益の確保に寄与し、今後の同地における事業拡大の礎をより強固なものとすることができる。

<契約概要>
期間:20年
投入船:25万トン級大型鉱石専用船、および20~23万トン級大型撤積船 
貨物:鉄鉱石
主要積地:西豪州(ダンピア、ポート・ウォルコット)
揚地:中国主要揚港
輸送量:最大850万トン/年間 

<MOL Cape社の概要>
社名:MOL Cape (Singapore) Pte. Ltd.
設立:2009年4月
株主:当社100%
事業概要:ドライバルク船 (主にケープサイズバルカー)の保有・運航、および付帯サービスの提供 

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