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山九、中国青島に合弁会社及び新物流センターを設立

2014/07/04

山九(株)(本社:東京都中央区)と、中国のニット分野第2位の繊維大手企業「青島即発集団股份有限公司」は、中国における物流業務運営会社設立に合意し、両社合弁による新会社「青島捷順利達物流有限公司」設立合弁契約書を締結したと発表した。 

今後は日本で行われていた検品・検針機能を中国側で実施する他、グローバル・サプライチェーン上の流通作業工程を上流で行う事により、ダイレクト納品、リードタイム短縮に繋がり、トータルコストの削減が可能となる。今回の新会社は、これまでの同社の中国における8現地法人と異なり、中方パートナーが製造業であることが特徴。同社としても中国における作業獲得のみならず、日本での輸入貨物を取り込むことで新しいビジネスモデルの構築を目指すという。

なお、今回の新会社設立に伴い新しく物流センターを開設予定だ。物流センターは2014年8月に竣工、12月に正式開業予定。

同社グループはこれからも顧客に貢献できるグローバルネットワークを拡充していくとしている。

<合弁会社の概要>
会社名称:青島捷順利達物流有限公司(日文名称:青島JSDロジスティクス)
代表者名:張海雲(即発集団 董事副総経理)
住所:中国山東省青島即墨市龍山工業園区内
従業員数:当初60名(日本人2名)
出資比率:山九 50%、即発 50%
登録資本:2,000,000USD
合弁期間:20年間
業務内容:一般倉庫、輸送、流通加工(検品・検針・仕分)
倉庫敷地面積:1万9,210平方メートル
倉庫面積:1万2,600平方メートル
開業予定日:2014年12月1日

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