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郵船ロジスティクス、蘇州総合保税区内に定温定湿設備を設置

2014/06/25

郵船ロジスティクス(株)は、中国・蘇州エリアにおける同社保税倉庫会社Suzhou Yusen Logistics Service Co., Ltd.が6月1日、蘇州工業園区の総合保税区倉庫内に定温定湿室設備を設置したことを発表した。

上海浦東空港から車で2時間、上海外高橋港から1.5時間に位置するこの倉庫は、中国華東地区における輸出入貨物のハブとして各種保税物流サービスを取り揃えている。

これまで、保有する約5,000平方メートルの倉庫を活用し、電子部品メーカーや材料メーカーなど向けに保税貨物の保管や、梱包、ラベリングなどの付加価値業務、保税スキームを活用した物流サービスを提供してきたが、温度や湿度の厳格な管理を必要とする精密部品などの物流需要の高まりを受け、今般同施設内に定温定湿室を設置した。

温度・湿度調整はもちろん、その変化を24時間365日記録できるなど厳格な管理が可能。また、部屋を分割することで機動的かつ細かな温度設定が可能となる。さらに、日本人職員の常駐により、緊急対応などきめ細やかなサービス提供が可能。

今後は、中国国内のグループ会社と連携し、航空、海上フォワーディングや混載トラック配送網を組み合わせた総合物流企業ならではの高品質サービスを提供していくとしている。

<蘇州定温定湿室設備の概要>
住所: Suzhou Prologis Park C23 unit 1, Suzhou Integrated Free Trade Zone, Jiangsu Province 215121, People's Republic of China
面積:100平方メートル(倉庫全体は5,235平方メートル)
設備・特長:24時間・365日の温度・湿度記録が可能、防塵床、スプリンクラー、CCTVカメラ、煙探知器
稼動開始日:2014年6月1日

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