2014/06/06

(株)日立物流は、大航国際貨運有限公司の社名を3月13日付で日立物流(中国)有限公司に変更し、5月30日に発足式を開催したと発表した。

同社グループの中国事業は、1986年4月の北京事務所設置以降、ネットワーク拡充に努めていたが、さらなる事業拡大を図るべく、2002年12月に上海航空股份有限公司のグループ会社であった大航へ資本参加した。

同社資本参加後の大航は、当初のフォワーディング事業中心の運営から、3PLサービスを加え事業拡大を図り、総合物流企業として発展してきた。

このたびの社名変更は、成長を続ける大航を中国本土における同社グループの中核会社として位置付け、当該地域の同社グループ会社間の連携を強化することで、物流効率化のニーズが高まる中国地域において、さらなる事業拡大をめざすもの。

なお、4月1日付で日立物流(中国)内に営業統括本部を新設し、中国地域の営業開発や現場運営体制の強化を図っている。

また、ガバナンス体制の強化を図るべく、中国地域の現地法人の管理統括を行ってきた中国統括上海事務所を廃止し、その管理統括機能を日立物流萬特可(香港)有限公司へ移管している。

＜日立物流(中国)の概要＞

会社名：日立物流(中国)有限公司

所在地：中国上海市長寧区延安西路500号万宝国際広場6階

代表者：鬼頭芝典

事業内容：3PL事業（保管・配送等）、フォワーディング事業 他

資本金：750万USD（約8億円）

決算期：12月

出資比率：(株)日立物流 34％、日立物流萬特可(香港)有限公司 66％（日立物流の100％子会社）