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日新、中国外運長航集団との合弁事業を延長

2014/05/14

(株)日新(本社:神奈川県横浜市)は、中国外運長航集団有限公司(本社:北京市、以下、外運)と2005年に共同事業として営業を開始した合弁会社「Nissin-Sinotrans International Logistics Co.,LTD.」(以下、日新中外運)の合弁期間を10年間延長することを決定し、5月12日北京にて外運との調印を行った。

日新中外運は、同社が保有する日本国内ネットワークと、外運が保有する中国国内最大級の物流ネットワークおよび両社の海外ネットワークを相互活用することにより、効率的なグローバル・ロジスティクス・サービスを展開。中国において日系・中国系企業への高品質な物流サービスの提供を行ってきた。営業開始から8年が経過した現在、経済成長と共に増加する中国発着貨物を取り込み、航空・海上輸出入貨物のフォワーディング、倉庫業、通関業、梱包業など、各事業分野において着実に業容の拡大を図ってきたことで、2006年当時1億人民元強であった売上は、2013年度には3億3千万人民元となり、順調に取扱いを増加させている。

同社は、2014年度より開始する第5次中期(3か年)経営計画において、第4次より引き続き中国事業に重点を置き、世界第一位となった中国貿易貨物市場や、今後益々増大する中国国内物流市場をターゲットにサービスの拡充を目指している。

一方、外運は、2010年より開始した第12次5か年計画の中で、総合物流を主軸として資源統合と事業展開を行い、世界一流の総合物流企業を目指している。同社と外運の両社は、日新中外運が引越・展覧会事業、クロスボーダー事業、NVOCC事業、化学品・危険品事業、冷凍冷蔵事業、国内物流(倉庫・配送)など多方面の新規営業進出や既存事業深耕に際し、双方の人材の活用、ノウハウの提供を行い、共同開発・支援を行う。これらにより、今後一層の共同事業の発展と、中国物流の高度化に貢献することを目指すとしている。

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