2014/04/17

商船三井ロジスティクス(株)のタイ現地法人であるMOL LOGISTICS (THAILAND) CO., LTD. （以下、MLGタイランド）は、タイ王国税関より、通関事業者としてAEO（Authorized Economic Operator）認定を受けたと発表した。

同社グループのAEO認定は、日本国内では同社が特定保税運送者（AEO運送者）として、子会社であるエムオーエアロジスティックス(株)が特定保税承認者（AEO倉庫業者）として、各々認定を受けている。海外では、オランダ現法がAEO　Full事業者として認定を受けており、タイはこれに続く2社目となる。米国現法はAEOと同様の制度であるC-TPAT認定を取得している。

MLGタイランドは今般AEO認定を取得したことにより、タイ発輸出貨物の通関の迅速化や、タイ税関と輸入国税関の相互承認により輸入国側においても通関手続上で書類審査・検査などの負担軽減効果が期待される。

また、タイにおいては、同じく商船三井グループであるMITSUI O.S.K. LINES (THAILAND) CO., LTD.もすでに同認定を受けており、その施設・サービスとも連携しながら、幅広い要望に応えていくという。

同社グループは今後も国際物流におけるセキュリティ管理の徹底および法令遵守体制を強化し、サービス品質のさらなる向上を図り、顧客のサプライチェーン・マネージメントにおいて安心安全で高品質な物流サービスを提供していくとしている。