2014/03/17

丸全昭和運輸(株)のグループ会社 PT.Maruzen Samudera Taiheiyo（以下、MST社）は、PT.Indonesia Chemical Alumina（以下、ICA社）からロジスティクス・プロバイダーに選定され、2 月20日に基本契約を締結したことを発表した。

同輸送契約における貨物は、ICA社タヤン工場（インドネシア西カリマンタン州）にて2014年から生産されるケミカル用アルミナ（アルミニウム製錬用途以外に使用されるアルミナおよび水酸化アルミニウムの総称。水質浄化剤や耐火物、研削材、建築材料、ICパッケージ、液晶ガラスの材料などに使用される）年間生産予定数量30万トンで、MST社は、インドネシア国内輸送ならびに同国から日本、韓国、中国をはじめアジア各国に向けた輸出輸送業務を一括して取り扱う。

MST社は、同社のアジア・ネットワークのインドネシア拠点として2012年11月に設立された。MST社が提示したタヤン工場から仕向け地までの複合一貫輸送サービスならびに洋上を含めた在庫情報Web提供サービスが、今回ICA社に評価されたという。 

＜MST社の概要＞

社名：PT. MARUZEN SAMUDERA TAIHEIYO（マルゼン・サムデラ・タイヘイヨー）

資本金：250万米ドル相当ルピア貨

設立：2012年11月

本社：ジャカルタ（インドネシア）

代表者：Prabowo B. Santoso（プラバオ・B・サントソ、代表取締役社長）

株主：サムデラ・グループ（51％）、丸全昭和運輸(株)（39％）、太平洋汽船(株) （10％）