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センコー、韓国・釜山に「KO-SENKO物流センター」を竣工

2014/03/14

センコー(株)は、韓国・釜山新港で建設していた「KO-SENKO物流センター」の竣工式を2014年3月14日に執り行ったと発表した。

新センターの運営は韓国の現地企業との合弁会社である「KO-SENKO物流(株)」(本社:大韓民国)が行う。

同社は海外での物流機能強化に向けて物流センターや拠点の拡充を進めている。特に東アジア、東南アジア、中央アジア、北米を重点地域としており、新センターは東アジア地区強化の一環として開設したもの。

新センターが立地する釜山新港及び釜山港は、アジア諸国の貨物が集積される国際ハブ港湾で、コンテナ取扱量は世界でも第5位を誇る。さらに、港湾内は関税などが減免される自由貿易地域(FTZ)に指定されているほか、入港料の免除や低価格で土地が借りられるなど物流センターの設置に有利な条件が整っている。

新センターでは、韓国国内向け配送、日本と韓国間、韓国と第三国間の輸出入、港湾荷役などの物流サービスを実施。釜山港のFTZや、韓国が他国と締結している自由貿易協定(FTA)などの利点を活かし、世界中から持ち込まれる貨物を加工して日本や第三国に輸出したり、日本から貨物を運び、保管、加工を行った後、第三国に輸出するなど、顧客の物流コスト低減につながる各種サービスを展開していくとしている。すでに、工業製品や機械をはじめとする貨物の取扱が決定しており、順次業務を開始する予定だ。 

<「KO-SENKO物流センター」の概要>
名称:KO-SENKO物流センター
所在地:大韓民国慶尚南道昌原市鎮海区南門洞1190番地 釜山新港熊東背後団地内
建物構造:鉄骨造地上3階建て(倉庫部分 平屋建て)
敷地面積:約3万7,000平方メートル
延床面積:約1万9,000平方メートル
所有者:KO-SENKO物流(株)

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