2014/01/29

プロロジス（NYSE: PLD）は、このたび英国において合計4万5,800平方メートル（49万3,500平方フィート）のビルド・トゥ・スーツ型（専用）施設の賃貸契約を締結したことを発表した。

1件目は2万4,400平方メートル（26万2,500平方フィート）の専用物流施設で、ダートフォードにある「プロロジスパーク　リトルブルック」内に開発される。同施設は顧客の陸上輸送のオペレーションをサポートし、すでに利用しているウェスト・ミッドランズにある「プロロジスパーク　ミッドポイント」の補完的な役割を担う。

2件目は2万1,500平方メートル（23万1,000平方フィート）の専用物流施設で、ウェスト・ミッドランズにある「プロロジスパーク　ライトン」内に開発される。同パークは英国の高速道路網の中心に位置し、顧客の小包配送業務の効率を高めることができる。

両施設は環境性能を評価するBREEAMにおいて2011年の"Very Good"の認定を、EPC（Energy Performance Certificate）においてはその規模としては最高評価を取得する予定。

同社はこれらの契約は英国マーケットにおいて、最新鋭の物流施設の供給が限定的であることを示していると見ている。その中で、同社が物流適地に保有している開発用地や、開発のノウハウは顧客がヨーロッパにおいて迅速に業務を拡大させたいという要望に応えることができる。

同社はヨーロッパにおいても物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であり、2013年9月末現在において1,350万平方メートル（1億4,500万平方フィート）の物流施設および物流用地を保有している。