[最新ニュース] グローバル

鴻池運輸、ミャンマーに現地法人を設立

2014/01/29

鴻池運輸(株)は、メコン・ベンガル地域(バングラデシュ、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム)のさらなる拡充の一環として、ミャンマー・ヤンゴンに現地法人を開設すると発表した。新会社名は、「KONOIKE ASIA (MYANMAR) CO.,LTD.」で、今回の開設により、海外拠点は29拠点(海外法人・21社、駐在員事務所8事務所)となる。

ミャンマーは、2010年11月の総選挙後、民主化への動きが加速しており、ミャンマーの安価な労働力、市場の潜在性を見越した日系企業の進出が見込まれている。それに伴う工場やプラントの移設、インフラ設備での物流案件、アパレル関連に関わる物流需要も伸びることが予想されている。同社グループにおいても、2012年7月にヤンゴン駐在員事務所を設立し、ミャンマー市場の調査を行ってきた。

今回の現地法人の設立により、「ミャンマー・エクスプレス」など国際フォワーディングや長年にわたり培ってきた海外へのプラント移設などのエンジニアリングサービスを中心に、ミャンマー国内で積極的に事業を行っていくという。

今後は、ベトナム・ホーチミンからカンボジア・プノンペン、タイ・バンコクを経由し、ミャンマー・ヤンゴンに繋ぐ陸路輸送ネットワークの開発など、同社グループの各拠点と連携し、メコン・ベンガル地域のさらなる拡充を図るとしている。

<ミャンマー新会社の概要>
会社名:KONOIKE ASIA (MYANMAR) CO.,LTD.
所在地:ミャンマー連邦共和国 ヤンゴン
代表者:田中智之
設立:2014年2月1日
資本金:5万米ドル
従業員数:12名(日本人1名、現地スタッフ11名)
事業内容:(1) フォワーディング、(2) 通関業、(3) トラック事業(利用運送事業)、(4) NVOCC業務、(5) エンジニアリング

|↑一覧に戻る|