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郵船ロジスティクス、釜山新港を活用した物流ソリューションを強化

2014/01/08

郵船ロジスティクス(株)は、日本海側の港(境、伏木富山、新潟、酒田など)を活用した海上貨物輸送と韓国釜山新港の倉庫を組み合わせた物流ソリューションを強化すると発表した。

これまで、日本海側に拠点を有する顧客の調達・販売物流は、東京、名古屋、大阪など太平洋側の主要港の経由の場合、トラック配送等日本国内転送コストが発生していた。また、太平洋側-日本海側の転送に伴う輸送日数の長期化、特に、欧米などの国々との物流には、長い船足を考慮した輸送・リードタイムの調整が必要だった。

今般、日本海側の港を利用した海上貨物輸送と、韓国・釜山新港に有する約2万2,000平方メートルの同社グループ倉庫を組み合わせ、日本海側に拠点を有する顧客へ、輸送日数の短縮、物流コストの削減、付加価値サービスのご提供が可能になる。

同社グループは、すでに、日本海側に山形(郵船ロジスティクス東北)、石川・富山(郵船ロジスティクス北陸)、福岡(郵船ロジスティクス九州)などの販売拠点を整備しており、また中国地方でも郵船ロジスティクス中国が日本海側での販売網を構築している。これにより、釜山新港を活用した物流ソリューションに興味のある顧客へも、地域密着型のきめ細かなサービスの提供が可能としている。

<釜山新港を活用した物流ソリューション>
●輸送日数の短縮
・釜山-日本海側主要港の航路を活用した輸送日数の削減
・輸送日数の短縮による、市場動向に応じたタイムリーな商品供給

●物流コストの削減
・太平洋側と日本海側をつなぐ国内転送費用を削減
・国内外保管拠点の集約による倉庫費・人件費などの削減

●付加価値サービス提供
・釜山にて在庫保管(非居住者在庫も可能)、物流加工、流通加工など付加価値サービスを提供
・調達品・販売品を集約し、商品と情報の一元管理を実施

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