2013/12/16

オランダに本拠地を置く世界有数のエクスプレス・サービス・プロバイダ、TNT Express N.V.（本社：オランダ・アムステルダム）は、同社の大陸間エクスプレスフレイトサービスを拡大し、新たに欧州以外の10か国を追加して、合計で世界80か国を対象エリアとすることを発表した。今回の対象エリアの拡大には、特に北米の主要なビジネス地域が含まれるほか、中東並びに南米に貨物を輸送する顧客の利便性がより一層向上する。

このエクスプレスフレイトサービスは、同日集荷、ドア・ツー・ドア配送、および最大500kkgまでのパレット貨物を1日から3日間で輸送するサービスのほか、日付および時間指定配送、通関手続き、集荷から配達までのトラッキングを含む、同社のエクスプレス・サービスに含まれるあらゆるサービスを提供するという。

同社の大陸間貨物輸送能力の拡大は、すでに37か国に業界先進のエクスプレスフレイトサービスを提供している欧州地域と、国際市場の間のサービスを強化するという同社の戦略に沿うものだ。

今回のサービス拡大は、あらゆる業種の輸出入業者に恩恵をもたらす。特に、多くの輸送会社が中東向けの緊急の貨物配送サービスを提供していないことから、そのようなニーズを持つ顧客にとって魅力的なものとなる。また、同社がここ数年、積極的に取り組んでいる北米市場に関しては、今回のサービス拡大により、ニューヨーク、ワシントンDC、アトランタ、ハートフォード、シカゴ、フィラデルフィア、ポートランド、トロント、モントリオール、オタワのビジネス地域が新たに対象エリアに追加された。