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商船三井、フィリピン・レイテ島の台風被災者を支援

2013/11/13

(株)商船三井はこのほど、フィリピン中部を襲った台風“HAIYAN(ハイエン)”(日本名:台風30号)で被災者へ、義援金3万ドルの寄付を行うことを発表した。同社グループ会社“Magsaysay MOL Marine, Inc.”を通じて、被害の大きかったレイテ島を中心に寄付を実施する。

同社はフィリピンで船員を多数採用するとともに、同社が設立した教育訓練機関にて船員への教育を実施するなど、同国とは深い関係を築いている。

同国に大きな被害をもたらした2008年6月の“FENGSHEN(フンシェン)”(日本名:台風6号)(イロイロ州)、2009年9月の“KETSANA(ケッツァーナ)”(同:台風16号)(ルソン島)、2011年12月の“WASHI(ワシ)”(同:台風21号)(ミンダナオ島)の際にも、同社からの寄付に加え、緊急支援物資の海上輸送を実施した他、同社乗組員、ならびにMagsaysay-MOL社役職員によるボランティア活動を実施した。

また、以下要領でコンテナ船による援助物資の無償輸送を行う。

<同社コンテナ船による援助物資の無償輸送の概要>
対象:政府系機関や政府認定の支援団体などが手配するフィリピン台風被災者向けの救援物資。ただし、危険物、動物、制限品など引き受けられないものがある。
輸送形態:コンテナ船(ドライコンテナ)による輸送
積港:同社船 直接寄港地
揚港:マニラ
輸送範囲:積港コンテナヤードから揚港コンテナヤードまで
引受条件:出荷人・荷受人の連絡先が明確であり、出発地・到着地での通関手続き、陸上輸送手続きが出荷人・荷受人により確実に手配されること。ただし、運航船のスペースやターミナルの状況等により、引き受けを調整する場合がある。
引受期間:2013年11月から12月末までに積港のコンテナヤードに搬入される物資を対象とする。ただし一定量に達した後、締め切る場合がある。
援助物資輸送に関する問い合わせ先:
(株)MOL Japan 関東支社営業企画グループ
グループリーダー 神山 保広/マネージャー 首藤 祐治郎
TEL:03-3587-7104

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