2013/11/08

SBSグループは、ASEAN地域での物流事業拡大をめざし 2013年6月にタイ国内で取得した物流用地に4棟の自社物流センター建設を計画、うち2棟について2014年6月開設をめざし12月に着工すると発表した。

SBSホールディングスは、施設開発・運営を行うTAS Logistics Co., Ltd.をタイでの現地合弁パートナーと共同設立（同社は49％の株式を保有）し、タイ最大の国際港であるレムチャバン港エリアに物流用地を取得した。

広さ6万4,000平方メートル（約2万坪）の用地には4棟の物流センター建設を計画。第1期工事として1号棟、2号棟、事務所棟、寄宿舎棟の4つの施設を建設する。工期は2013年12月から2014年6月末を予定。土地取得から第1期工事までの投資額は日本円で約9億円。

1、2号棟は約3,000坪の平屋建てで3区画構成。同社グループの物流施設開発と運営ノウハウを導入し、日本式のオペレーションを提供する高品質な物流センターとなる予定だ。

あわせて食堂テラスを備えた事務所棟および従業員の寄宿舎棟も建設する。

レムチャバン港は、首都バンコクから南東へ約100km、自動車や電機メーカー、関連部品メーカーが多数集積するエリアだ。新物流センターは、これらの企業に対して在庫保管、流通加工、タイ国内配送、輸出入など各種物流サービスを提供する予定としている。

＜タイ物流センターの概要＞ 

建設地：タイ王国 チョンブリ県シラチャ

敷地面積：6万3,840平方メートル（1万9,312坪）

建ぺい率：70％

容積率：200％

竣工予定日：

1号棟　平屋建9,299平方メートル（2,818坪）2014年5月末

2号棟　平屋建8,640平方メートル（2,618坪）2014年6月末

事務所棟　2階建　事務所、食堂テラス 2014年5月末

寄宿舎棟　3階建24室 2014年5月末