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日本郵船、中国・河南省の中学校に備品を寄付

2013/10/31

日本郵船(株)グループは、中国の河南省洛陽市の農村地域にある王坪郵船中日友好希望中学校に学生用のステンレス製デスクと椅子計150セットを寄付したことを発表した。
 
10月11日に贈呈式が行われ、洛陽市教育局の役員や同社経営委員・中国総代表の永井圭造氏らが出席した。贈呈式の後、教室を訪れた永井氏は「勉学に励み、日中友好の架け橋になると同時に、中国の繁栄に貢献できるよう頑張ってください」と生徒たちに言葉をかけた。学校や教育局からは、同社グループの12年にわたる継続的な支援に感謝の言葉が述べられた。
 
同社グループは、中国での学校建設や学生への寄付活動「Project Hope(希望工程:中国青少年発展基金会が、貧困地域の教育条件の改善や未就学児童の復学等を資金的に援助するため1989年に始めた、社会公益プロジェクト)」を通して、2001年に王坪郵船中日友好希望中学校、2004年には尋村日郵一中学校の建設を支援した。両校合わせて約1000人の生徒が通っており、卒業生の中には同社が支援する上海海事大学に設置した、船員を養成する特別クラスに入学した生徒もいる。同社グループは定期的に両校を訪問し、生徒のニーズに合わせて勉強机や椅子の提供などの支援を行ってきたという。

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