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第一三共、タイで新薬事業とランバクシーのジェネリック医薬品事業を統合

2013/01/17

1月16日、第一三共(株)と主要子会社のランバクシー・ラボラトリーズ(本社:インド共和国グルガオン市、以下「ランバクシー」)は、第一三共が手掛ける新薬事業とランバクシーが手掛ける良質廉価なジェネリック医薬品事業を両輪とするハイブリッドビジネスを推進するべく、タイ王国における両社の事業を統合することとしたと発表した。新しい事業体制での営業は2013年4月1日より開始する予定。

タイの医薬品市場はASEAN地域において2番目の規模を誇る新興国市場である。このタイ市場で、第一三共はその子会社である第一三共タイLTD.(以下、「第一三共タイ」、1994年設立、2011年度売上高12億円)を通じて新薬事業を展開し、ランバクシーはその子会社であるRanbaxy Unichem Co., Ltd.(以下「ランバクシー・ユニケム」、1983年設立、2011年度売上高1,400万米ドル)を通じてジェネリック医薬品事業を展開している。

このたびの事業統合により、第一三共とランバクシーは、第一三共タイとランバクシー・ユニケムの経営を統合する。新薬及びジェネリック医薬品双方の提供を通じてタイにおける市場競争力を高めるとともに、コスト削減を実現していく。

なお、新体制の社長には現・第一三共タイ社長のSuthas Thongprasert氏が就任する予定。

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