NIPPON EXPRESSホールディングス(株)は、グループ会社のNX中東(合)が2022年2月3日を発効日としてドバイのジュベル・アリ地区に位置する経済特区(ジュベル・アリ・フリーゾーン)において、一時保管を含むフォワーディング業務に関し、医薬品適正流通基準のGDP(GOOD DISTRIBUTION PRACTICE)認証を日系物流企業で初めて取得したことを明かにした。

アラブ首長国連邦はヘルスケア産業の誘致に注力しており、今後多くの医薬品メーカー、研究開発機関が進出することが見込まれるほか、最大都市のドバイはCOVID‑19ワクチン輸送の中東・アフリカ地区におけるハブ拠点として機能し、WFP(国連世界食糧計画)など国連機関の医薬品援助物資の世界最大規模のハブ倉庫も立地している。

NX中東は医薬品の一時保管、フォワーディング業務(航空・海運)においてGDP認証を取得し、NXグループの国際温度管理輸送サービスとGDP認証倉庫による一時保管・フォワーディング機能を組み合わせ、安全かつ高品質な医薬品物流プラットフォームを提供していく。

●施設概要
名称:NX中東合同会社 ジュベル・アリ・フリーゾーン ロジスティクスセンター
(Nippon Express (Middle East) L.L.C. Jebel Ali Free Zone Logistics Center)
所在地:Jebel Ali Free Zone Plot No. S10701, Dubai, U.A.E.