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鴻池運輸、インドに合弁会社(子会社)設立

2013/08/30

鴻池運輸(株)とメディアスホールディングス(株)(本社:東京都中央区、以下「メディアスホールディングス」)は、インド共和国内において、医療材料データベースの構築とその配信、医療材料データベースを用いた物流ネットワークの構築などを行う合弁会社をインド北部ハリヤーナ州グルガオン市に設立することで合意したと発表した。新会社名は、Medical Database Pvt. Ltd. (仮称)。出資比率は同社70%、メディアスホールディングス30%。

インド共和国では急激な経済発展を背景に病院の新設ラッシュとなっており、医療に関連する各種需要も大きく伸びることが予想されている。しかしインド共和国の各病院では、医療材料(注射器、注射針、カテーテルなど)を独自の名称やコードにて在庫管理や卸会社への発注を行っているため、誤発注、誤納品、欠品、超過在庫などが発生するという問題がある。そのため、インド医療のさらなる発展には、医療材料の標準(統一)コードの制定と医療材料データベースの構築によるシステム基盤整備が不可欠であると判断し、インド共和国にて医療材料データベース会社の設立を考えた。

新会社は、KONOIKEグループが長年にわたり日本で培ってきた病院、医療機器メーカー、医薬品卸会社への「医療関連サービス」とメディアスホールディングスが提供する「病院向け医療材料データベースサービス」のノウハウを活かし、インド共和国内で医療材料データベースを用いた物流ネットワークの構築を行う。今後は、インド共和国で統一した医療材料データベースのプラットフォームの構築を通じ、インド共和国における新しい医療物流プラットフォームの構築に向けた基盤整備を図るという。

<インドの新会社の概要>
会社名:Medical Database Pvt. Ltd(仮称)
所在地:インド共和国 ハリヤーナ州グルガオン市
設立:2013年10月(予定)※インド関連当局による設立認可をもって設立予定
資本金:2億インドルピー(約3億円)
従業員数:21名(日本人1名、現地スタッフ20名)
出資比率:鴻池運輸(株)70%、メディアスホールディングス(株)30%
業務内容:
・医療材料データベースの構築と配信
・医療材料データベースを用いた物流ネットワークの構築
・医療材料データベースを用いたコンサルタント業務

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