2013/08/28

山九(株)（本社：東京都中央区勝どき）のブラジルにおける現地法人、山九ロジスティクスブラジル（本社：サンパウロ）は、リオデジャネイロ州ヘゼンジ市に、ヘゼンジ物流センターを8月12日に開設したと発表した。

これまで、山九ロジスティクスブラジルはサンパウロ州を拠点とした営業活動をしてきたが、企業進出の加速化による物流ニーズの高まりに対し即座に対応するべく、同地区で日系企業として初となる物流センター開設に至ったという。立地はリオデジャネイロの西185kmで、主要港であるリオデジャネイロ港へのアクセスに優れている。

同センターは倉庫棟と事務所棟を構えており、事務所棟内には新しくヘゼンジ支店を開設。これにより、リオデジャネイロ港をゲートウェイに国外調達品のフォワーディング業務、通関、輸送、保管、JIT配送迄一連の業務を自社運営可能なサービス体制が整った。

同国は、個人消費の伸びから日系企業を含め多くの企業が進出し、特に自動車産業では、既に世界の主要自動車メーカーが生産を拡大しており、大手サプライヤーを含め今後さらなる進展が期待されている。

＜ヘゼンジ物流センターの概要＞

名称：山九ロジスティクスブラジル ヘゼンジ物流センター

住所：Rodovia Presidente Dutra S/N, Km300 Galpao B CEP:27537-000 Resende RJ.

開設日：2013年8月12日（社員数15名）

倉庫仕様：9,372平方メートル（4,685平方メートル×2棟)、平屋・高床、ラック保管、WMS 倉庫システム管理