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上海通運、洋山地区で輸出用新倉庫の稼働開始

2021/12/02

日本通運(株)は12月1日、中国現地法人の上海通運国際物流有限公司が中国の洋山地区で輸出用新倉庫の稼働を開始したことを明らかにした。

上海港における2020年のコンテナ取扱量は前年比0.5%増の約4,350万TEUとなり、11年連続でコンテナ取扱本数世界一となった。また、洋山ターミナルでは初めて2,000万TEUを突破し、コロナ禍においても過去最高を更新している。

上海通運は、外高橋エリアに加えてこの洋山エリアも上海における重要な輸出拠点として位置づけ、東海大橋まで20km,洋山ターミナルまで50kmの好立地に新倉庫を開設。10月11日に開所式を行った。

今回開設した新倉庫では、主に自動車部品を取り扱い、クロスドック輸出業務に適した低床式・両端開口の構造で、通い容器の管理業務や荷姿変換業務も対応。今後は欧米発着の輸出入倉庫拠点として基盤を強化していくほか、倉庫事務のデジタル化や、先端技術を活用した省人化を図る。

●施設概要
名称/所在地:上海中外運海港国際物流有限公司/上海市奉賢区新楊公路778号
倉庫面積:庫内面積6,500平方メートル、敷地内屋外用地:4,500平方メートル
(敷地内倉庫総面積:4万4,000平方メートル、敷地内デポ総面積6万平方メートル)

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