[最新ニュース] グローバル

ダイフク、米国Wynright社を買収

2013/08/15

(株)ダイフク(本社:大阪市西淀川区)の100%子会社であるDaifuku Webb Holding Company(本社:米国デラウェア州、以下「DWHC」)が、このたび、米国のマテリアルハンドリングシステムメーカーである、Wynright Corporation(本社:米国イリノイ州、以下「Wynright社」)の全株式を現株主から買収することで合意したと発表した。全株式の取得は、年内に完了する予定。

Wynright社は、仕分けシステムやピッキングロボット、音声およびデジタルピッキングシステムなどを手掛けており、米国に2か所の工場と10か所の販売・サービス拠点を有し、従業員数は268人(2012年12月末現在)。2012年12月期の売上高は、1億800万ドル。

同社は、2014年3月期を初年度とする4か年中期経営計画「Value Innovation 2017」において、2017年3月期の売上高2,800億円、営業利益率7%の経営目標を掲げている。この中計の中で、グローバルビジネスの推進により、海外売上高比率を現在の50%から60%へ向上、特に北米地域は成長が見込まれる重要な市場として、売上高400億円から650億円へとさらなる事業拡大を目指している。

DWHCは、これまでWynright社と共にいくつかのプロジェクトを手掛けてきた。Wynright社のグループ入りにより、一般製造業・流通業向け事業において、製品ラインナップの拡大および販売・生産体制の強化が図れ、北米地域の顧客に幅広く高度なソリューションを提供することが可能になるという。

|↑一覧に戻る|