[最新ニュース] 物流・生産拠点

JR貨物/三井不、「東京レールゲートEAST」着工

2020/12/11

日本貨物鉄道(株)(JR貨物)12月10日、1月1日に東京都品川区でマルチテナント型物流施設「東京レールゲートEAST」を着工すると発表した。

事業パートナーである三井不動産(株)の物流施設開発のノウハウを生かした施設作りや、陸・海・空の結節点という絶好の立地条件を活かして、幅広い客層に向けた積極的な営業展開を図り、新たな鉄道輸送需要の創出し、CO2削減に貢献する。

JR貨物では、この「東京レールゲートEAST」と、先行稼働した「東京レールゲートWEST」(2020年2月竣工)と併せて、JR貨物グループ各社の機能を結集し、入居テナントに対する集荷・配達・保管・荷役・梱包・流通加工等の一貫した物流サービスの提供が可能になる。顧客ニーズに応え、シームレスな物流サービスの提案を行い、環境特性と労働生産性に優れた貨物鉄道輸送の利用を通じて、「JR貨物グループ中期経営計画2023」に掲げる「総合物流企業への進化」を目指す。

また、事業パートナーである三井不動産は「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」を旗艦ブランドとして、先進的物流施設を国内外で40物件展開しており、「ともにつなぐ。ともに、うみだす」を事業ステートメントとして掲げ、入居企業の課題解決パートナーとして、既存の枠にとらわれない価値作りに挑戦している。「東京レールゲートEAST」では、開発計画の企画立案、テナント誘致を行い、竣工後は施設の運営・管理を行う。

●施設概要
所在地 東京都品川区八潮 3 丁目1-3(地番)
(東京貨物ターミナル駅構内)
敷地面積 76,493.40平方メートル(23,139.25坪)
延床面積 174,404.85平方メートル(52,757.46坪)
賃貸床面積(専有部) 146,886.74平方メートル(44,433.23坪)
構造・階層:鉄骨造(一部CFT造)・地上5階建て
BCP:免震構造・72時間対応非常用発電機・24時間有人管理
アクセス:首都高速湾岸線大井南IC約2km、首都高速羽田線平和島IC約2km、東京港国際コンテナターミナル約2km、羽田空港 国際貨物地区約4km
施工者:(株)フジタ
着工:2021年1月1日
竣工予定:2022年8月

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