2020/10/14

大和ハウス工業(株)は11月2日、愛知県弥富市で東海・北陸地域最大の物流施設「DPL名港弥富」（敷地面積：約9万平方メートル、延床面積：約21万平方メートル）を着工する。

●ポイント

（1）東海・北陸地域最大の物流施設

「DPL名港弥富」は1フロアあたりの面積が約5万平方メートル（1フロア当たりの賃貸面積約4.2万平方メートル）、延床面積が約21万平方メートル（「ナゴヤドーム」の約4.3倍）で、ともに東海・北陸最大の物流施設。同施設は幅390ｍ奥行140ｍの地上4階建てで、最大16社（各階4社）のテナント企業が入居可能。45ftトラックが1フロア最大98台接車可能なトラックバースや、各階に直接乗り入れることができる、らせん状のランプウェイを設置するため、荷捌き等の作業効率を向上できる。

（2）中継物流拠点として交通アクセスに優れた好立地

「DPL名港弥富」は立地面とともに運営面でも中継物流拠点として適した施設で、立地面では伊勢湾岸道「湾岸弥富インターチェンジ」より約1.4kmと東海・中部地域へのアクセスが容易。また、名古屋第二環状自動車道「（仮称）名四西インターチェンジ」（開通予定：2020年度中）から約6.5kmに位置しているため、名古屋市中心部へのアクセス性も高い立地にある。

（3）働き方改革支援として24時間稼働やカフェテリアの採用

「DPL名港弥富」ではテナント企業様の従業員の働き方改革の支援として、関東や関西方面からのトラックドライバーが常時交代できるよう24時間稼働を可能にする。また、カフェテリアや休憩室を設置する。

●建物概要

名称：「DPL名港弥富」

所在地：愛知県弥富市駒野町1-1

交通：伊勢湾岸道「湾岸弥富IC」より約1.4km、近鉄名古屋線「近鉄蟹江」駅より約10km

敷地面積：91,709.86平方メートル

延床面積：210,360.92平方メートル

構造・規模：鉄筋鉄骨コンクリート造、4階建て

設計・施工：矢作建設工業(株)

着工日：2020年11月2日

竣工日：2022年5月31日（予定）

総事業費：約400億円

問い合わせ先：大和ハウス工業(株)名古屋支社建築事業部　052-414-5568