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大和ハウス、千葉ニュータウンでデータセンター団地開発

2020/10/06

大和ハウス工業(株)は10月5日、千葉県印西市の千葉ニュータウンで開発を計画していた総敷地面積約23万5,000平方メートル、総延床面積約33万平方メートルのデータセンター団地「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」において、10月15日に1棟目のデータセンター「Air Trunk TOK1-B(エア トランク トウキョウ ワン‐ビー)」(※)を着工すると発表した。
※ハイパースケールデータセンター事業者のAir Trunk Japan合同会社が運営。

同社は「第6次中期経営計画(2019年度~2021年度)」で商業施設や物流施設に加え、大規模案件の開発を積極的に進めているほか、物流施設を中心とした事業施設への投資機会の増加を見据え、事業施設事業における不動産開発投資計画を当初の3,500億円から6,500億円(3,000億円増)に修正している。データセンター開発を物流施設開発の次の柱にすべく、今回の開発プロジェクトでは、2018年3月に千葉県と独立行政法人都市再生機構より購入した工業団地「D-Project Industry 千葉ニュータウン」(総敷地面積:約42万平方メートル)のうち、約23万5,000平方メートルの敷地をデータセンター団地として開発。同工業団地内にデータセンターを最大15棟開発し、インターネット用のサーバ等のIT機器に供給可能な最大電気容量600MWを誇る日本最大のプロジェクトとなる。

今後もデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を支えるデータセンター事業を国内はもちろん海外でも手がけていく方針。

●「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」概要
所在地:千葉県印西市牧の台2丁目1-1他
交通:北総鉄道北総線「印西牧の原駅」から徒歩20分
総敷地面積:約23万5,000平方メートル(約7万1,000坪)
総延床面積:約33万平方メートル(約10万坪)
総工期:2020年10月~2030年(予定)

●「Air Trunk TOK1データセンター」の全体イメージ

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