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FLIR、施設入場者数管理ソリューションをリリース

2020/08/27

米国FLIR Systems(フリアーシステムズ)は8月、人の往来が多く利用人数制限が設けられている空間の人数計測を自動で行う、人数カウント用の入場者数管理ソリューション「Brickstream 3D Gen2」を発表した。

同ソリューションは、コロナ渦中および収束後にソーシャルディスタンスのガイドラインをサポートするもので、使いやすく複数の出入り口の利用者数をリアルタイムでカウントし表示するツール。統合IoTアーキテクチャーに依存しない、既存のWi-Fiアクセスポイント内に実装可能なプラットフォームで、ハードウェアを備えた完全なエッジベースのソリューションとなる。

同ソリューションでは、施設の現利用者数および入場可能人数の最新情報を表示するシンプルなダッシュボードを提供しており、施設スタッフと顧客の両方がデバイスのWebブラウザで見ることができる。スタンドアロンとして、また既存の周辺システムと統合した形でも使用できるため、入場者数を厳しく管理する必要のある環境に最適。すでに「Brickstream 3D Gen2」を利用しているユーザーは、同ダッシュボード機能を購入し、リモートファームウェアアップグレードによって追加することができる。

FLIR Systemsは1978年創立で、本社はオレゴン州ウィルソンヴィル。同社は知覚を強化し認識力を高めるセンサシステムの世界有数のメーカーで、約3,500名の従業員を擁する。同社のビジョンは、サーマル画像技術とその周辺技術を活用して、セキュリティと監視、環境と状態のモニタリング、屋外レクリエーション、マシンビジョン、ナビゲーション、高度な脅威検出のための、革新的でインテリジェントなソリューションを提供することにより、「The World’s Sixth Sense(世界の第六感)」となること。

●入場者数管理ソリューション「Brickstream 3D Gen2」

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