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三井物産リアルティ・マネジメント、厚木物流センターを取得

2013/08/12

三井物産リアルティ・マネジメント(株)(本社:東京都千代田区)は、2013年8月12日、同社が運用受託しているファンドにて厚木物流センターを信託財産とする不動産信託受益権を取得したと発表した。

本物件は、直線距離で東京から約50km、横浜から約25kmに位置し、東名高速道路と小田原厚木道路のインターチェンジ、国道129号、国道246号、国道412号などの主要国道がそれぞれ交差しており、首都圏南西部の玄関口として、神奈川県内のみならず東京、埼玉、静岡、山梨方面の配送にも適した物流拠点だ。最寄駅の小田急線「本厚木駅」より本物件前のバス停留所までは、神奈川中央交通バスが 1日113本(平日)運行されており、駅からの所要時間は10~15分と通勤に便利であり、労働力確保の点からも物流業務に適した物件だ。

本物件は開発型・フォワードコミットメント物件であり、有効柱間隔約11.5m、床荷重約1.5t/平方メートル、有効天井高約5.5m、使用容積率を抑えた地上3階建てかつ、垂直荷役設備(4基の昇降機と 4基の垂直搬送機)の設置により入出荷スピードが求められる物流施設に適した、汎用性の高い建物仕様だ。また、将来対応として複数テナントによる分割利用も可能な構造となっている。

神奈川県大手のサードパーティロジスティクス(3PL)企業と長期の定期建物賃貸借契約を締結している。本物件は同社の物流拠点の一つであり、大手メーカーの商品在庫及び配送拠点として利用される。

<厚木物流センターの概要>
名称:厚木物流センター
所在地:神奈川厚木市金田911番1
敷地面積:1万9,780.93平方メートル(約5,983.73坪)
延床面積:2万8,873.74平方メートル(約8,734.30坪)
竣工時期:2013年7月
規模・構造:鉄筋コンクリート造3階建
施工:(株)フジタ

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