[最新ニュース] 物流・生産拠点

日本GLP、「GLP尼崎III」を着工

2020/05/15

日本GLP(株)は5月14日、兵庫県尼崎市で延床面積約1万7,000平方メートルの先進的型物流施設「GLP尼崎III」の起工式を執り行ったと発表した。

新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、今回は関係者がビデオ会議システムを通して神事に参列する「オンライン起工式」の形で行われた。

同施設は3PL大手の(株)関通の入居がすでに決定しており、同社の専用施設として利用される。

施設の特徴は明るく清潔感のある建物外観を演出するため白色を多く用いるほか、エントランスには自然のぬくもりを感じる木目調を採用。見晴らしのよい最上階(4階)への事務所集約も行い、女性用洗面所にはパウダースペースを整備してアメニティーの充実も図っている。加えて、庫内には空調と超大型シーリングファン「Big Ass Fans」を設置予定。また、BCP対応としては受変電設備の設置位置を通常より高くすることにより洪水対策を施している。

関通は尼崎市内にすでに物流拠点を有しているが、業容の拡大に伴い物流拠点を拡張するため、その立地の優位性と個別ニーズへの柔軟な対応を評価し、同施設への入居を決定した。 

●施設概要
施設名:「GLP尼崎III」
所在地:兵庫県尼崎市道意町6丁目
敷地面積:約8,500平方メートル
延床面積:約17,000平方メートル
構造:地上4階建て(1階にトラックバースを設置)、耐震・鉄骨造
着工:2020年5月
竣工:2021年5月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

●「GLP尼崎III」オンライン起工式の様子(上、中)、「GLP尼崎III」外観完成イメージ(下) 

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