2020/02/03

日本GLP(株)は2月3日、同社の先進的物流施設「GLP枚方III」（所在地：大阪府枚方市、2018年竣工、延床面積約 117,000 ㎡）が、令和元年度「おおさか環境にやさしい建築賞」を受賞したと発表した。

同賞は大阪府と大阪市が大阪府温暖化の防止等に関する条例および大阪市建築物の環境配慮に関する条例の規定に基づき毎年実施するもので、建築物の環境配慮の模範となる建築主や設計者を表彰することで、環境にやさしい建築物の普及促進および府民の意識啓発を図ることを目的にしている。

「GLP枚方III」は、物流拠点としての信頼性を高める免震機能や非常用発電機の設置等のBCP性能、断熱性の高い外壁材の採用をはじめとする断熱性に対する工夫、大屋根を活かした太陽光発電やランニングコストの削減（ビッグアスファン等の設置）等の省エネルギーに対する取り組み、周辺地域への影響配慮（施設外への光漏れを防ぐ、遮光ルーバーの設置、近隣への騒音を考慮した室外機配置場所の設定、歩道リフレッシュスポットの設置等）、さらには入居者だけなくドライバーにも配慮をした設計（専用休憩室の設置）が環境並びに人に優しい施設として高く評価された。

1月31日、大阪府庁で田中清剛副知事より表彰状が授与された。