[最新ニュース] 物流・生産拠点

日通、北上に新倉庫を竣工

2019/10/16

日本通運(株)は9月26日、岩手県北上市に「北上3号倉庫」の竣工式を執り行った。

岩手県北上エリアは半導体関連産業の集積が進められ、北東北の物流ハブとして位置付けられている地域で、新設した同倉庫は東北自動車道の北上江釣子ICまで4km弱と北東北各県への交通アクセスに優れている。

同社は今年度から開始した「日通グループ経営計画2023~非連続な成長"Dynamic Growth"~」で、半導体産業を重点産業に位置付け、IoTの進展により用途の拡大が期待される同産業への取り組みを強化している。

新倉庫は全面高床でドックレベラーを設置しており、海上コンテナの接車が可能なほか、3分割された各倉には空調設備を完備。定温での運用ができる。

また、倉庫の床面は5t/平方メートルの耐荷重を維持し、重量品の保管も可能な施設となっている。

●新倉庫概要
住所:岩手県北上市流通センター615番2
構造:鉄骨造平屋建て(事務所併設)
敷地面積:6,600.00平方メートル
延床面積:2,458.45平方メートル
庇:365.00平方メートル
事務所:78.65平方メートル
稼働開始:2019年10月

●新倉庫外観

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