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大和物流、「京都物流センター」の建て替えを決定  

2019/10/21

大和ハウスグループの大和物流(株)は10月18日、京都市南区上鳥羽において同社が運営する「京都物流センター」を高層化し、延床面積を約4倍に拡張した物流施設として建て替えることを決定したと発表した。

なお、従前の施設は9月に解体を完了し、10月21日に建て替え工事を着工している。今回の件について、同社は土地の所有者である阪急電鉄(株)(業務代行者:阪急阪神不動産(株))と協議の上、建て替え計画を決定。阪急電鉄が施主として開発し、同社が一括借上の上、同社の事業所として運営する。

●京都物流センター概要
名神高速道路京都南ICから約1.4kmに位置し、京都府内はもちろん、関西圏広域への配送に優れている。また、近畿日本鉄道京都線上鳥羽口駅から約400mと、職住近接の就労環境も整っている。また、1万4,482.73平方メートル(約4,381.03坪)の延床面積を誇る物流施設のため、分散された企業の物流拠点集約にも対応できる。 
 
●京都物流センターの特徴
(1)天井クレーン
10mの庇を活用した広い荷捌きスペースに荷重2.8tの天井クレーンを設置する。そのため、建材等の重量物の取り扱いや積替え拠点としての運用にも対応できる。

(2)垂直搬送機
倉庫4層で、荷物用エレベーターならびに垂直搬送機を各2基ずつ設置するため、貨物の上下搬送作業を効率化できる。

(3)全館LED照明
全館LED照明を採用し、環境配慮型の物流センターとする。

●施設概要
名称:大和物流(株)「京都物流センター」
所在地:京都府京都市南区上鳥羽藁田9番他
敷地面積:6,994.80平方メートル(約2,115.93坪)
延床面積:1万4,482.73平方メートル(約4,381.03坪。庇下面積含む)
規模・構造:鉄骨造5階建(倉庫4層)
アクセス:名神高速道路京都南ICから約1.4km
最寄り駅:近畿日本鉄道京都線上鳥羽口駅から約400m
着工日:2019年10月21日
竣工:2020年7月末予定
稼働:2020年8月予定
施主:阪急電鉄(株)
設計・施工:大和ハウス工業(株)
運営:大和物流(株)

●完成予想図

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