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日本GLP、「GLP六甲III」竣工、2社との契約で満床  

2019/10/17

日本GLP(株)は10月16日、兵庫県神戸市でマルチテナント型物流施設「GLP六甲III」の竣工式を執り行ったと発表した。

同施設は3PL企業の水岩運送(株)および大手物流企業との賃貸借契約により満床となっている。すでに満床稼働中の「GLP六甲」「GLP六甲II」と同様に六甲アイランド内に位置し、大阪と神戸への交通アクセスに優れている。

地上4階建て鉄骨造、延床面積3万2,153平方メートルの先進的物流施設で汎用性の高い施設設計により、テナント企業の細かなニーズにも柔軟に対応。特に1階はハイブリッド工法により内柱を鉄筋コンクリートとすることによって、ブレースがなく、効率的なオペレーションと自由度の高いプランニングが可能な施設となっている。

BCP面では、「GLP六甲III」が位置する六甲アイランドは、防潮堤対策により、神戸市のハザードマップ上でレベル1(100年に1度の発生頻度)の津波発生時にも浸水しないと想定されるエリアだが、レベル2の津波(1,000年に一度かそれ以下)まで想定し、変電設備の設置位置を高くするなど、十分な対策を講じている。 

「GLP六甲Ⅲ」は日本の5大港である神戸港に隣接、阪神高速5号湾岸線の六甲アイランド北ICから約2.7kmに位置し、5号湾岸線西伸部(六甲アイランド北~駒栄)の整備が進んでいるほか、六甲ライナーのマリンパーク駅より徒歩圏内で、沿線に複数の住宅地があることから雇用の点からも優位な立地と言える。

●施設概要
施設名:GLP六甲III
所在地:兵庫県神戸市東灘区
敷地面積:1万5,994平方メートル
延床面積:3万2,153平方メートル
構造:耐震・鉄骨造
着工:2018年9月
竣工:2019年9月

●「GLP六甲III」外観 

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